おすすめビール HIGHLY RECOMMENDED
el Diablo 悪魔という名の大麦のワイン
サンクトガーレン
バーレイワインはビール4大大国の1つ、イギリスを発祥とするビールのスタイルの名前です。
その昔、寒冷でブドウの栽培ができなかったイギリスが、お得意のビールでワインに対抗してつくったのが、このバーレイワインと言われています。
“ワインに対抗してつくられた”という通り、
バーレイワインの特徴は、以下2点です。
1.ビールでありながらワイン並にアルコールが高い
2.ワインと同じように月日を経て熟成していく
原料は通常のビールと同じ、麦芽とホップと水のみ。
通常と違うのはその使用量の多さと、熟成にかかる時間の長さです。ビールはアルコールの高いものを造ろうとすればするほど、より大量の材料、より長い熟成期間が必要となります。
Un angel 天使という名の小麦のワイン
サンクトガーレン
こちらも同時開栓です!
こちらはウィートワイン。
ウィートワインは1980年代にアメリカで誕生したとされるビールのスタイルで、その発想の基になっているのは「バーレイワイン」です。
バーレイワインとの違いは主原料。バーレイワインはバーレイ(Barley/大麦)つまり“大麦麦芽”を主原料としているのに対し、ウィートワインはウィート(Wheat/小麦)つまり“小麦麦芽”を主原料としています。
小麦は大麦よりもたんぱく質が多いため、バーレイワインに比べて口当たりが柔らかく、まろやかな印象。またビールの苦味の元になるホップ使用量も控えめ。そのため、ホップの鮮烈な苦味が印象的な“悪魔(ディアブロ)”に対し、麦の優しい味わいを楽しむ“天使(アンヘル)”という位置づけです。
ビールでありながらワイン並にアルコールが高く、ワインのように月日を経て熟成していく点はバーレイワインと共通しています。